【ドラム式洗濯機】乾燥フィルター・乾燥経路のお手入れ
乾燥フィルターには、乾燥時に出た衣類の糸くずなどわた状のゴミが付着するため、乾燥運転のたびにお手入れが必要です。お手入れを忘れると乾燥フィルターが目詰まりし、乾燥時間が長くなったり、乾燥むらが起こる原因になります。また乾燥経路(乾燥フィルター手前側)にゴミがたまり、故障の原因になります。
なおLX・VXシリーズは乾燥経路のお手入れができます。おそうじブラシ(別売品)で乾燥経路のほこりを取り除いてください。VGシリーズ(Cuble)は、乾燥フィルターの差し込み口が狭くおそうじブラシが乾燥経路の奥まで入らないため、おそうじブラシが使用できません。乾燥経路の詰まりが気になる場合は、点検をご依頼ください。
●「フィルター掃除」が点滅したときは
「フィルター掃除」の点滅時は、わた状のゴミが乾燥フィルターに一定量付着していることをお知らせします。1回の運転でも点滅する場合がありますが、故障ではありません。また「フィルター掃除」が点滅した状態でドアを開けるとブザーが鳴ります。
●「U04」が表示したときは
「U04」は乾燥フィルターの目詰まりを知らせるエラーです。乾燥フィルターのお手入れが必要です。
>エラー表示「U04(乾燥フィルターの目詰まり)」が出たら
●温水コースで「洗濯」したとき、「槽カビクリーン(約60℃)」コースを運転したときは
乾燥フィルターに水滴がつく場合がありますので拭き取ってください。
乾燥フィルターのお手入れ(LX・VX・VGシリーズ)
NA-VX9900で説明しています。
機種によって、フィルターの形状は異なります。機種別のお手入れ方法は、取扱説明書でご確認ください。
1.乾燥フィルターを取り出す
本体から乾燥フィルターを取り出します。
運転中は外さないでください。また乾燥フィルターを取り外したあと、本体側を水洗いしたり物を入れたりしないでください。
2.わた状のゴミを取り除く
フィルターについたわた状のゴミを取り除きます。取り切れない細かなゴミは、絞ったタオルなどで拭き取ります。フィルターの両面を掃除してください。
目詰まりしている場合はぬるま湯で洗います。指の腹などでこすりながら洗い、よく乾かしてください。フィルターはブラシなどで強くこすりすぎないようにしてください。フィルターがのびたり、破れたりする原因になります。
3.乾燥フィルター(奧)のゴミを取り除く
乾燥フィルター(奥)についたわた状のゴミを取り除きます。取り切れない細かなゴミは、絞ったタオルなどで拭き取ります。
目詰まりしている場合は、 乾燥フィルター(奥)を取り外してぬるま湯で洗います。指の腹などでこすりながら洗い、よく乾かしてください。フィルターはブラシなどで強くこすりすぎないようにしてください。フィルターがのびたり、破れたりする原因になります。
●乾燥フィルター(奥)の取り外し方
4.乾燥フィルターを取り付ける
乾燥フィルターを本体に取り付けます。取り付ける前に、乾燥フィルターをセットする部分の底や側面などに糸くずやゴミがついていたら拭き取ってください。
●乾燥フィルター(奥)の取り付け方
●乾燥フィルターの取り付け方
動画で確認する
乾燥フィルターが破れた場合は
乾燥フィルターはパナソニック商品を取り扱っているお店でお買い求めください。パナソニックのオンラインストア「Panasonic Store Plus」でお買い求めいただけるものもあります。
乾燥フィルターの品番は、取扱説明書の「保障とアフターサービス」ページをご覧ください。
乾燥経路のお手入れ(LX・VXシリーズ)
NA-VX9900で説明しています。
1.乾燥フィルターを取り出す
本体から乾燥フィルターを取り出します。
運転中は外さないでください。また乾燥フィルターを取り外したあと、本体側を水洗いしたり物を入れたりしないでください。
2.中央部におそうじブラシを入れてほこりを取る
乾燥フィルター手前の乾燥経路中央部におそうじブラシ(別売品)を差し込み、ほこりを取ります。ブラシは強く押したり、引っ張ったりせず、ゆっくり動かしてください。
※おそうじブラシはLX・VXシリーズのみにお使いください。VGシリーズはおそうじブラシは使えません。
乾燥経路のお手入れには、長くしなやかな柄のおそうじブラシ(別売品)をおすすめします。持ち手の短い歯ブラシなどは、乾燥経路に落としやすいため、使わないでください。万が一落とした場合は、分解修理が必要です。
●おそうじブラシ
品番:AXW22R-9DA0
適応機種:NA-LX・VXシリーズ
>Panasonic Store Plusでのご購入はこちら
3.乾燥フィルターを取り付ける
乾燥フィルターを本体に取り付けます。
取り付ける前に、乾燥フィルターをセットする部分の底や側面などに糸くずやゴミがついていたらふき取ってください。
4.乾燥経路のゴミを洗い流す
乾燥経路をおそうじブラシでお手入れすると、経路内にほこりが落ちることもあります。
ほこりが少量の場合はとくに問題ありません。ほこりが多い場合は、下記の手順で衣類を入れずに空運転して、内部に落ちたほこりを洗い流してください。
<空運転の手順>
- 水栓を開ける
- 衣類を入れずに、電源「入」を押す
- 運転内容の「洗濯」を選ぶ
- 「おまかせ」コースを選ぶ
- 「洗い」を7分、「脱水」を1分に設定する(タッチパネルの場合は「すすぎ」を0回に設定)
- 「スタート」を押し、ブザーが鳴ったら終了
自動投入搭載機種の場合、自動投入は一時的にやめてください。詳しい設定方法は下記をご確認ください。
>自動投入の使い方と設定方法
5.排水フィルターのゴミを取り除く
流したほこりは排水フィルターにたまるため、排水フィルターのお手入れを行ってください。
>排水フィルターのお手入れ